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「ワサビの花」 ツーンと辛いよ!



ぜひ、召し上がって下さい!


早春の味です。


季節感のある食材で、<早春の味>そのものです。
ワサビの根っ子の部分はオロシガネでおろして使いますが、その地上茎と花の部分です。
例年、2月頃から市場に出始めて3月いっぱいくらいまで順次各産地から出荷されます。

辛味を引き出すのに、ちょっとしたコツがあります。
そのコツというのは、熱湯にくぐらせては辛味が出ないし、あまりぬるい湯でもダメなんです。その良い頃加減が、コツです。
そして湯にくぐらせたら冷水に入れて余熱を取り、水を切ってすぐに密閉容器に入れます。そして、3〜4時間。辛味が出るのを待ちます。勿論、そのままで召し上がってもツーンとして美味しいのですが、うちの店では、お出しする時に割り醤油か、あるいは甘酢でサッと洗ってからお出ししております。


処理の仕方を説明します。

「ワサビの花」
まず、軽く水洗い。
2〜3cmに切ります。
軽く塩をあてて、手で揉みます。
そして、2時間ほど置いておきます。
ザルごと鍋に入れて、ぬるめの湯でボイル。
目で見て、上げるタイミングを見計らう。
タイミングを見て上げ、流水ですぐ冷ます。
手際良く水から上げてよく水を切る。
手で軽く絞る。
用意しておいた密閉容器に入れる。
蓋をして冷蔵庫へ。
3〜4時間経つと辛さが出てきます。

ハイ!出来上がり。


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