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鳥のくちばしに似ているのでとり貝と呼ばれています。 うちの店では、生のとり貝を、貝のままの状態で仕入れて店で剥きます。そして軽くあおってからお出ししています。 生臭さを消して、プリプリ感を出すためです。 本当ならば今が出盛りの時季ですが、今年はずうっーと入荷量が少なく、高値で推移しています。 ちなみに、楽屋話を公開しちゃいますが、1キロ単価¥4,500です。 例年の倍以上から3倍の値段です。異常な値段です。 誤解の無きように申し述べておきますが、けっして高いから善いと申してるわけではありません。良くて安ければ、これほど善いことはない!のですから。 そのような今年の状況の中で、 今年最高の品質のものが入りましたので、お薦めいたします。 身が厚くて、大振りな、めったにお目にかかれない逸品です。 クセのない甘味がある味で、柔らかくて適当な歯ごたえがあって、トリ貝の認識が変わると思います。 みなさんが、普段召し上がっているものは、産地で開いて売られているもので、それはそれで美味しいですが、、、。それとはぜんぜん味が違います。 今年は、今現在、開きのトリ貝の90パーセント以上は韓国もの、だということです。 スーパーなどで安くうられているものは韓国産冷凍ものです。 ちなみに、夏場のとり貝はすべて冷凍ものです。 今年に限っては超高級なすし種です。 訂正 今年は、例年になくいつまでも生のトリ貝が入荷しておりました。4月5月6月7月と。じつは、先週までうちの店では生のトリ貝を仕入れていたんです。 でも、もう身が痩せていてよくありませんでした。そんなわけで、もう生のトリ貝を入れるのは止めました。おそらくもう築地にもほとんど入荷してはいないだろうと思われます。 正確を期する意味で訂正加筆いたしました。 02/8/8 (木) |